福島県へ車中泊 その3

旅行

福島への車中泊も3日目です。2日目はこちらです。

今日は、自宅に戻る日です。特にルートや途中の観光はあまり考えていませんが、東京電力廃炉資料館に訪問したいと思っていました。

朝5時ころ起床。夜中に一度暑さで目が覚めました。窓を少し開けていたのですが、窓は目隠しでおおわれているため、ほとんど換気されなかったせいもあるようです。少し、目隠しを曲げたりして風通しを良くしてみたりしました。ここは何らかの改善をしないといけません。

東京電力廃炉資料館

東京電力廃炉資料館のパンフレットには次のように書かれています。

発電所周辺地域をはじめとした福島県の皆さま、そして国内外の多くの皆さまが、原子力事故の事実と廃炉事業の現状等をご確認いただける場として、「東京電力廃炉資料館」を当社施設である「旧エネルギー館」に設置いたしました。

原子力事故の記憶と記録を残し、二度とこのような事故を起こさないための反省と教訓を社内外に伝承することは、当社が果たすべき責任の一つです。長期にわたる膨大な廃炉事業の全容を見える化し、その進捗をわかりやすく発信することは、国内外の英知の結集と努力を継続させていく上でも大切です。関係施設及び周辺地域等との連携を図りながら、原子力事故を後世にお伝えしていくとともに、復興に向けた皆さまの安心につなげるよう努めてまいります。

東京電力廃炉資料館は道の駅ならはから北へ少し戻った富岡町の国道6号線沿いにあります。内部の見学は、基本的に案内ガイド付きのツアー方式になるので、道の駅を出発する前に10時からの回を予約して出かけました。大きく分けると、2階が東日本大震災時での事故の記録、1階が廃炉作業の現状の説明となっています。ツアーの時間は1時間ですが、とても1時間ではすべての展示を見ることはできず、急ぎ足の見学となってしまいました。12時からは自由に見学できるようなので、時間があればじっくり見たいところですが、時間もないのでツアー終了後、しばらく担当の方との質疑応答ののち、資料館を後にしました。

廃炉資料館を後にし、道の駅ならはに再度寄って、昼食にしました。その後は、海岸沿いをいわき市まで南下し、その後矢祭町、大子町と経由し自宅に戻りました。総走行距離640kmの旅でした。

車中泊の改善点

今回2泊3日の車中泊をしてみて、いろいろと改善点が見つかりました。

暑さ対策

裏磐梯は高原ということもあり、涼しかったので寝苦しいということはありませんでしたが、道の駅ならはでは夜間に暑さで目を覚ましてしまいました。夏季は夜間の暑さ対策を考える必要があります。窓を大きく開けて寝ることはできないので、今のところ換気扇かなと思っています。来シーズンまでの課題です。

床の硬さ

寝るときは後部座席のシートを前に倒して、その上にサーマレストのマットレスを敷いて、さらに封筒型の寝袋を敷いています。暑いときは寝袋の上で、なにもかけずに寝ますし、寒いときは寝袋の中で寝ています。ただこれでは、硬さが気になってしまいます。自宅ほどの快適さは必要ないとしても、もう少し柔らかいといいなと思います。次回までに対策を考えようと思います。

熱源

それほど大したことはしませんが、調理をするときは登山のキャンプで使用しているガスバーナーを使っています。雨が降っていなければ、バックドアを開けてその前に小さなテーブルを置き、その上でバーナーを使っています。

しかし、雨が降っているときはこれでは難しいのではないかと思います。車内で調理ができるように考えないといけないかなと感じます。車内で調理となると、ガスバーナーは危険なので、電気ポットやIHクッキングヒーターになります。そうするとバッテリーが必要になります。かなりの出費になりますし、車内にテーブルをつけたりと、いろいろと改造が必要になってきそうです。もう少し検討が必要そうです。

感想

ともあれ、無事に2泊3日の車中泊の旅が終わりました。いろいろと改善したいことはありますが、それは今後の楽しみとして取っておきたいと思います。

車中泊の旅は、思い立ったらすぐ出かけることができ、スケジュールも臨機応変に変えることができるのが利点だと感じます。自分の時間が増えたら、自由気ままに旅をするにはうってつけの手段かなと思います。しばらくは色々と試しながら自分なりのスタイルを気付いていければと思います。

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